
アーバンギャルドのCOUNTDOWN JAPAN2011
2011年12月31日のアーカイブ 文・写真 名鹿祥史 Tweet








2011年はアーバンギャルドにとってメジャーデビューを果たした記念すべき一年となった。2007年、バンドがYahoo!ミュージックオーディション【WHO'S NEXT】の最終審査5組に残った頃から、メジャーはファンの密やかな夢でもあり幻影でもあったので、それが実現して、あれこれとした批評に左右されつつも、心の中ではバンド以上に嬉しかったなんてファンも多かったのではないかと思う。「女の子戦争」を発表し、オーディションに挑んでいたこの当時は集客よりまだ評価が先攻した時代でもあったが、その後、2008年のアルバム「少女は二度死ぬ」のレコ発以後、ライブハウスに少女たちが大挙して押し掛けるようになり、バンドは一躍、インディーズで時の人となった。少女たちにとって、アーバンギャルドはまさに「会えるアイドル」ならぬ「会える人気アーティスト」であった。バンドがそんな側面をよく理解して、人気になった後もファンとの距離を上手くはかり、プライベートイベントを織り交ぜながら活動を続け、やがて人気が拡大、メジャーの道は自然と開けた。




CDJはロッキンオンの主宰イベントだ。バンドにとっては、東京キネマ倶楽部での2DAYSライヴ『アーバンギャルドのディストピア2011』を経て、2011年最後にして最大規模のステージであった。ここを踏むことは大きなチャンスになる。様々なプレッシャーがあったと思うが、だが、バンドはそれらのプレッシャーを見事に跳ね返してしまった。スーテジ下から見ていて、それらをどこか楽しんでいるようにも見えた。広いステージでも見劣りしないダイナミックなヴォーカルパフォーマンスは見応えがあったし、他のバンドのステージと比べても決して見劣りするものではなかった。



まさにメジャーといえるビッグネームが名を連ねる中、終わってみれば、会場はバンドにとって今までで最大規模のオーディエンスで埋め尽くされた。その内容も、初めて見る人にも感動を与える充実した内容となった。バンドはここを経て、メジャー二年目の活動を迎える。
セットリスト:
1:スカート革命 2:傷だらけのマリア 3:子どもの恋愛 4:水玉病 5:堕天使POP



















アーバンギャルドのSHIBUYA-AXは、病気。 2012年3月20日のアーカイブ



